STOP!家庭内感染!
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家庭内感染を防ぐ8つのポイントを紹介
新型コロナウイルスの感染経路が分かっている人のうち、5割以上の人が家庭内で感染しています。「家族だから」「症状が軽いから」と対策や受診をしなかったために、感染が拡大してしまう場合もあります。家族といるときでも、対策を続けることが大切です。
問 合 せ
予防係 ☎5984-10175984-1211
〈コロナが心配なときの相談窓口〉
・練馬区コールセンター☎5984-4761(平日午前9時~午後5時)
・東京都発熱相談センター☎5320-4592(毎日24時間)
家庭内感染が拡大中!感染者の体験談
新型コロナウイルスの感染者数が急増しています。その中でも特に増えているのが、家庭内感染です。今回、家族全員が感染した男性Aさんにお話を伺いました。もし感染したらどのような事態に直面するのか、実体験をお伝えします。
子どもから始まり、家族全員が感染
長女の学校で陽性者が数人出ていました。土曜の夕方、長女も38℃の熱を出しました。
月曜、症状のなかった私と次男は会社と学校に行き、妻と長男は自宅にいました。その夜、私と長男、次男に38℃以上の熱が出ました。
火曜に診療所から連絡があり、長女が陽性だと分かりました。発熱があった私、長男、次男も検査を受けた結果、陽性と診断されました。
水曜に妻が発熱し、翌日検査を受け陽性が判明。家族全員の感染となり、その後全員が入院しました。
39℃以上の熱、嗅覚・味覚障害も
39℃を超える熱が10日ほど続き、解熱剤も効きませんでした。頭痛とだるさ、特に関節痛がひどく、インフルエンザにかかったときと同じような感覚でした。嗅覚と味覚がほとんどなくなり、食欲も低下していました。夜も熱と関節痛で、眠れない日が続きました。
退院後も体調が悪く自宅で療養
全員が2週間近く入院生活を送りました。退院後も、体力が落ち、横になって休んでいることが多かったです。後遺症なのか、全員が倦怠感が抜けず、私と妻は少し吐き気もありました。長女は、退院後に微熱が出たこともあります。全員すぐには出社・通学はせず、自宅で療養していました。
発症が遅かった妻に負担をかけてしまった
入院する前は、当時症状がなかった妻以外の全員が2階で隔離して過ごしていまし
た。食事や飲み物の用意、消毒などを全部妻にしてもらったので、とても大変だった
と思います。また、妻は最後に入院したので、高熱の中、保健所との連絡や入院準備
などを自分ですることになり、つらかったと思います。
二度と感染したくありません
非常につらい体験でした。現在も後遺症で、倦怠感と背中の痛み、多少の咳が続いています。嗅覚、味覚も戻っていないので、好きだった食事があまり楽しくありません。
感染前は「対策をした上で、感染してしまったら仕方ない」と思っていましたが、今
は、「二度と感染したくない」と思っています。
皆さんも、私と同じ経験をすることがないよう、より感染対策を徹底してください。

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