ホームステージング
ここ数年、急速に認知が広がっている『ホームステージング』直訳すると『家を舞台のように演出する』といった意味ですが、要するに空室に家具や小物を配置して空間演出する施策のことです。
あらかじめ家具類が設置されていると入居後の暮らしをイメージしやすくなるため、ポータルサイトからの反響獲得、そして内乱時の成約率の向上が期待できます。
特に最近はインターネット普及による部屋探しに変化がありました。
またコロナ禍における『非対面』が増えたことで大きな注目を集めています。
◆スマホで部屋を探す時代に適した戦略
『30代未満の学生・社会人の部屋探し徹底調査』(アットホーム社2019年11月発表)によれば、不動産情報を探す手段は学生・社会人とも『スマートフォン(インターネット検索)』が1位でした。今やWEB上でどれだけアピールできるかが、反響率・内覧発生率を大きく左右する時代です。
さらに2020年はコロナ禍によって店舗に行きたくてもいけない人が発し、最低限の内覧数で時間をかけずに決めたい!というニーズが増えました。
インターネットを介した非対面での接客や内覧・契約が不動産会社の工夫によって実現した一方で『内覧前にどれだけの情報を提供できるか』が申し込みを獲得するための重要なポイントとなりました。
『ホームステージング』が施されたお部屋は、ポータルサイト等で目立ちやすくなるだけでなく、内覧前から『入居後のリアルなイメージ』をターゲットに伝えやすくなります。
実際の現地内見時にも家具類をセッティングしておくことで、がらんとした冷たい印象ではなく温かな暮らしの印象が伝わり、前向きに検討していただけるようになります。
◆反響獲得から検討深化まで驚きの効果
一般財団法人日本ホームステージング協会の発表する『ホームステージング白書2019』では、ホームステージング実施による内覧数、内覧時間、成約時間等へのプラスの効果が示されいます。
ホームステージング導入企業等へのアンケート
問い合わせ数では全ての企業が増えたと回答し、内覧数も85%以上が増えたと回答するという驚きの効果の高さです。これは家具類の設置によって、WEB掲載の『映える』写真が目に留まり、物件が魅力的に見えたためでしょう。
また、内見時間は増大は、お客様が入居後の生活をイメージし、有力候補物件としてじっくり検討されている結果と考えられます。
契約までの期間についても85以上が短くなったと回答しており、内覧の段階で『この部屋に住みたい!』という思いが生まれていることが予想されます。
このように大きな効果が期待できるホームステージングですが、大量の家具類を選定・購入して運用するとなると、なかなか一歩を踏み出せない賃貸経営者も多いことでしょう。
しかし、一度に多くの家具や小物を揃える必要はありません。大事なのはお部屋探しをされるお客様の目に留まり、快適で過ごしやすいお部屋であることをきちんと伝えることです。
それは決して家具の量や値段に比例するものではありません。
また最近では、リーズナブルな『家具レンタル』や『レンタル家具で写真撮影のみ』といったサービスも増えています。
まずは一部屋導入してみるのはいかがでしょうか?
弊社でも管理物件には行っています。
下記参考にしてみてください♪
詳しくは管理課坂本までお問合せください。

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